5月もあと少し。
緊急事態宣言が日本全国で解除になったけれど、私の気分的にはまだそろりそろりと忍び足で歩き始めるような感じで、コロナ前のペースで動ける気がまったくしていません(笑)。
私は元々、自分から人を誘ってどこかに出かけるタイプではないし(一人行動多し)、自粛生活が始まってお客様も減って、外にでかけることも人に会うこともほぼなくなってからも、特に淋しさとか人に会いたいとかいう気持ちを感じることがあまりなくて退屈することもなく、淡々と日々のゆったり生活を満喫してきてて。
こういう風に書くとすごく冷徹なドライな人嫌いな人みたいだけど、決してそういうわけではなく、接客業ばかり選んで生きてきたことからもわかるように、人は好き。
人と一緒に何かを共有することの楽しさや、一緒にご飯を食べたり出かけたりおしゃべりする喜びはもちろん知っているし、それも大好きなことだし他者とのつながりの素晴らしさも知っているつもり。
その上で、他者とつながる以上に自分自身とつながることがいかに大切で、安心感を感じながら生きていくのに欠かせないことだと今回の自粛生活で感じてる。
人が淋しいと感じるのはどこかで自分自身が孤独だと感じるからなのではないか?と察する。
私もそういう時代があった。
でも今は一人でも淋しいとは感じなくなってる。
なぜなんだろう?なぜ私は淋しくないのか?
それは私には私がいるから。
どんな時も私には私がついている、と思っているから。
それから、私たちの根っこはひとつですべてがつながっていて、ひとつだから。
だからどんなに距離が離れていても、どんなに置かれた状況が違っていても
本当の意味で孤独にはなりようがないと知っている。
自分とのつながりを取り戻すためには
やはり瞑想が有効だし、瞑想で気づきを得られるようになったら
それをきっかけに自分自身と対話して、自分のことを知っていくことがとても大事だ。
この先、ずっと誰よりも長く一緒に生きていく相手は自分自身。
その相手のことを知り、信頼し大切にすることができて初めて
誰かと本当につながり、世界を信頼できるようになるんじゃないかなって思う。
コロナさんが連れて来たこの特異な時間
家族やパートナー、自分自身・・・と今までより共に過ごす時間が増え、非常時ならではの意外な一面を見つけたりした人も多いはず。
その時に湧いてきた自分の感情、思考を手掛かりに相手や周りにその原因を探すのではなく
自分の内側を見る、自分の本当の声を聞くという作業を積み重ねることができたら
きっと、もっと深く自分自身を知ってつながることができる。
そしてその先にはより大きな自分自身とつながることができる。
そこには絶対的な安心感しかない。
この時間は緊急事態宣言が解除されても、しばらく続きそうだし
ここをどういう風に過ごすかでこの先の世界の見え方が変わりそうな気がする。
これを機に、もっとたくさんの人が自分としっかり向き合って、不要なものや人間関係や信念や・・・をふるいにかけてシンプルになって、自分自身と仲良くなって楽に生きられるようになるといいなって思う。
そして、私は瞑想WSやBe Yourselfプログラムを通してそのお手伝いがもっとできればいいなって思ってる。
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