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執筆者の写真studio CUE

再構築

更新日:2020年5月17日

前回の記事では私の目を通してのこの数カ月のふりかえってみた。

今日は5月16日。

緊急事態宣言が39の県で解除されたものの、私が住んでいる兵庫は特定警戒都道府県のまま。

いずれにしても、私たちの生活は元通りにはもう戻れないだろうなと思う。

感染予防の観点からはもちろんだけど、もっと深い意味でも広い視野でみても戻ったらいけないとも思う。


今回のことで多かれ少なかれ皆、自分自身の生き方を考える時間を持っているはず。

家族や友人、パートナーとの関係、仕事のこと、お金のこと、環境のこと、政治のこと、生きること、死ぬこと、何を食べて、どこに住むか、何を纏うか・・・。


私はコロナの件で仕事が減って、自由な時間が増えたけれども不要不急の用事以外は出かけられないという半強制的なひきこもり生活を過ごすようになってからの約2か月で変わったことは、

PCの前に座って映画をみることが増えたこと。

最近はYouTubeやインスタライブなんかをみることもある。

今まで知らなったアーティストの音楽を聴いたり、ゆっくり楽しむようになったこと。

お菓子を作ってみたりするようになったこと。

料理をするのが苦じゃなくなったこと。(もちろん面倒なときもありますが・笑)

以前より早起きして歩いたり、一人ヨガするようになったこと。

ラジオを聴くようになったこと。

刺してみたい刺繍の図案を考えるようになったこと。・・・その他色々。

結果、以前より健やかで幸せ度はアップしている。

そして概ね、この生活が気に入っていたりもする。


元々、私は自宅で仕事しているし不定休だし、会社員だったころに比べれば自由な時間はたくさんあると思っていた。

けれど、実際にさらに時間を与えられてみると、私はいろんな生きるうえでの楽しみを端折ってきたんだと気づいた。

時間がたっぷりあると料理したりお菓子を焼いたり、身体を動かしたりすることって生きている悦びだ。

なにかを自らの手やカラダを使って作り出すってなんて楽しいことなんだろうって改めて感じてる。


この2か月間で、今まで時間がないからと後回しにしてきたことを取りに戻って、それらの持つ価値に改めて気づかされている。

自ら閉じた可能性の扉を再び開けているみたいだ。


新型コロナウイルスとともにやってきたこの時間は、自分と向き合って、自分にとって本当に大事なものはなにかを考えて人生を再構築していくためのきっかけを与えてくれている。

だとしたら、やっぱり元通りの生き方なんてないなーって思う。

新たに気付いた自分のこういう風に生きていきたいっていう希望を叶える方向へ

シフトチェンジできるように歩いていきたいなって思う。


未来のわたし、今こう思っていることを忘れんなよっ。(笑)


それと今、この時間を通過しているみんながどんなことに気付いて、これからどういう風に生きたいと思っているのか?にも興味あるー。

ひさびさに哲学カフェとかやりたいかも?


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